リバウンドしない!食事制限と運動無しのラク痩せ技7選/管理栄養士監修
6.ラク痩せ技⑤朝:昼:夜=3:4:3
食事は、1日の中で朝昼夜の3回に分けて召し上がる方が多いと思いますが、時間ごとの量も適切にすることが重要です。
ダイエット中におすすめの比率は、朝:昼:夜=3:4:3、もしくは4:4:2です。
4章でも解説した通り、夕食と昼食は、同じ量を食べたとしても、より夕食のほうが余分な分は脂肪となり蓄積されやすくなります。
一般的には、夜の食事量が一日の中で一番多い、という習慣の方が多いですが、脂肪蓄積防止のためには、夜は腹8分目にして、その分は日中にしっかり食べるようにするのがおすすめです。
7.ラク痩せ技⑥しっかり寝て食欲増進ホルモンを抑える
スムーズな減量のためには、しっかり眠ることも大切です。なぜかというと、睡眠時間が短いと「グレリン」という食欲を増す働きをするホルモンの分泌が増えてしまうためです。
また、睡眠時間の短い状態が続くと、身体が生命の危機を感じて栄養をため込もうとするため、脂肪燃焼も進みにくくなると考えられています。
8.ラク痩せ技⑦漢方薬で痩せ体質を作る
漢方薬で痩せ体質を作ることも有効です。医薬品として効果が認められた漢方なら、症状に合ったものを毎日飲むだけで効果を実感できるので、手間なく気軽に継続できます。
おすすめの漢方薬はこちらです。
①お腹の脂肪が気になる、便秘気味の方に
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
血流や水分代謝を促し、身体全体の巡りを改善します。便や汗などで、不要物を体外へ排出し身体を軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
②ストレスでつい食べすぎてしまう方に
大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通も改善します。体内の代謝のバランスを整えることで脂肪燃焼をサポートします。高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛にも使用できます。
③むくみがちな方に
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
色白で疲れやすく、汗をかきやすい方によく使用される漢方薬です。水の巡りを改善することで、水太りを改善してくれます。
以上、3つの漢方をご紹介しましたが、漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選ぶ事が大切です。体質に合っていない場合は、効果が出ないことや、副作用が出ることもあります。購入時にはできる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。
自分に合った漢方薬が知りたいけど、近くに漢方専門薬局がない…という方には、インターネット上で漢方の専門家に相談できるオンラインAI漢方もおすすめです。
9.ラク痩せ技で減量をスムーズに進めましょう
ダイエットの基本は、摂取カロリーよりも消費カロリーが大きい状態を作ることです。そこで、3か月で5kg痩せるために削減すべきエネルギーの計算式と、痩せる習慣を手に入れるための、すぐに実践できる技を7つご紹介しました。
仕事や育児、学校などで忙しいと、なかなか運動の時間がとれなかったり、食事を自分でコントロールできないこともあります。
そんなときはご自分に出来る部分だけでも良いのでぜひとりいれてみてくださいね。減量をスムーズに進めるための痩せ習慣を作っていきましょう。
[文:あんしん漢方]
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漢方食養生アドバイザー 猪坂みなみ
管理栄養士
ダイエットスクールの運営や、Webメディアを中心に健康・ダイエット情報、漢方の養生方法などの情報発信・執筆活動を行っています。