骨盤ゆがみはダイエットの天敵!リバウンド無し!?痩せやすい体質に導く「骨盤調整ダイエット」

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「以前よりズボンを履くのがきつくなった」
「いろいろなダイエットを試しているけど、なかなか体重が減らない」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

腰周りの脂肪がなかなか落ちないなど、何をしてもダイエットがうまくいかない場合、実は骨盤のゆがみが関係している可能性があります。そこで今回は、理学療法士が骨盤のゆがみとダイエットの関係性を解説します。自分でできる骨盤調整ストレッチもご紹介していくので、ぜひ試してみてください。

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1.骨盤がゆがんでいる人が痩せにくい理由とゆがみの原因

なぜ骨盤がゆがんでいると痩せにくいのでしょうか?

骨盤のゆがみがダイエットを妨げる理由として、基礎代謝との関係性があげられます。

健康な方は、骨盤周りの筋肉がしっかり働いて、常に骨盤を正しい位置で保とうとします。しかし、骨盤がゆがんでいる方は、骨盤周りの筋肉をうまく使えていない状態です。そのため、骨盤がゆがんでいる方は日常的に筋活動が少なくなり、基礎代謝も下がるため、より痩せにくくなると考えられます。

また、ダイエットとしてさまざまなトレーニングを行っている方も多いと思いますが、骨盤がゆがんでいる方はトレーニング時に体幹の筋肉をうまく使えていません。そのため、運動をしても効果が出にくく、骨盤周りや下腹部に余分な脂肪がつきやすくなってしまうと考えられるのです。

なお、骨盤がゆがんでいると周囲の筋肉や毛細血管、リンパ管などを圧迫して体内循環を妨げるとされています。この体内循環の低下も、基礎代謝の低下を引き起こす原因と考えられます。

では、なぜ骨盤がゆがんでしまうのでしょうか?骨盤がゆがんでしまう生活習慣や原因はたくさんありますが、代表的なものは以下の通りです。

・イスに座ったときにいつも足を組んでいる
・硬く薄い布団でいつも横向きになって寝ている
・偏平足や外反母趾があり、立ったときに重心が一方に偏っている
・骨盤周りの筋力低下
・妊娠中や産後
・猫背や反り腰、側弯などがある

骨盤のゆがみはダイエットの妨げになるだけでなく、肩凝りや腰痛などの原因になる場合もあります。ダイエットのためにトレーニングを始める前には、自分の生活習慣や普段の姿勢のクセなどを見直してみましょう。

2.自分でできる!骨盤調整ストレッチの方法

ここでは、自分でできる骨盤調整ストレッチをご紹介していきます。特別なアイテムも必要なく、自宅で簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

2-1.骨盤調整ストレッチ1

このストレッチでは、うつ伏せで背中を反らす動作で骨盤の前後の傾きの調整を。骨盤や腰が丸まっている方におすすめの方法で、猫背の解消も期待できます。以下の手順でストレッチを行いましょう。

1.うつ伏せに寝転がります。
2.まずは両肘をついて、背中や腰を反らします。30秒~1分ほどキープしましょう。
3.2で物足りない方は、両手をついてさらに背中と腰を反らしていきます。できれば視線は天井を向くようにしましょう。この状態で30秒~1分ほどキープします。
4.終わったら、ゆっくりとうつ伏せの姿勢に戻ります。

2-2.骨盤調整ストレッチ2

仰向けで膝を抱える動作で腰周りを伸ばすストレッチで、骨盤や腰が反っている方におすすめの方法です。以下の手順でストレッチを行いましょう。

1.あお向けに寝転がります。
2.両脚を抱え込んで、後ろの腰や骨盤を伸ばしていきます。
3.2の状態で30秒~1分キープします。
4.終わったら、ゆっくりとあお向けの姿勢に戻ります。

2-3.骨盤調整ストレッチ3

このストレッチでは、立った状態で椅子を使用して、大腿直筋(太ももの前面にある筋肉)や腸腰筋(股関節の付け根にある筋肉)といった筋肉を片方ずつ伸ばしていきます。腰や背中が反っている方、左右のゆがみが気になる方におすすめです。

1.立った状態で、右足の甲を後ろのイスの上にのせます。イスは膝くらいの高さがちょうどいいでしょう。
2.からだは真っ直ぐの状態を意識して、軸足である左足を曲げていきます。
3.右太ももの前面が伸びているのが感じられたら、ストレッチできている証拠です。この状態で30秒~1分ほどキープします。
4.右足が終わったら、左足も同様に行いましょう。

2-4.骨盤調整ストレッチ4

椅子に座った姿勢で大殿筋というお尻の筋肉を片方ずつ伸ばすストレッチです。腰や背中が丸まっている方、左右のからだのゆがみが気になる方におすすめです。

1.イスに座ります。
2.右足を組むようにして、左膝の上にのせます。
3.2の状態で、ゆっくりと上半身を前に倒していきましょう。右のお尻が伸びているのが感じられたらストレッチできている証拠です。
4.3の状態で30秒~1分ほどキープします。
5.右足が終わったら、左足も同様にして行います。

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