野球によるケガを防ぐには?

タグ: , , , , 2022/3/3

 野球には特有の『ひねる・ねじる』といった動きがあります。

ケガを防ぐには、野球で必要な体の動きを最大限出し、ケガの予防や改善、パフォーマンスアップを目的した治療(ケア)・ストレッチ・トレーニングを総合的に組み合わせて行う必要があります。

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野球によるケガは多くありますが、中でも多いのが『野球肩』・『野球肘』というケガです。

名前を聞いた事がある方も多いと思います。

ですが、その症状や原因は多岐にわたります。

そもそも『野球肩』とは野球の投球動作などのオーバーヘッドスローイング動作で損傷するものの総称です。『野球肘』も同様に総称です。

野球の他にもテニス、バレーボール、ハンドボール、やり投げ、水球、水泳(クロール、バタフライ)などでも発症します。

『野球肩』・『野球肘』と一言で言っても数多くあります。

下に一覧で症状名だけを記載します。

『野球肩』や『野球肘』という症状は一つではないんだと理解をして頂けると幸いです。

『野球肩』
「インピンジメント症候群」
「腱板損傷」
「上腕骨骨端線離開」
「動揺性肩関節症」
「肩甲上神経損傷」…

『野球肘』
◯内側に痛みがでる症状として
「上腕骨内側上顆障害」
「上腕骨内側上顆裂離」
「上腕骨内側上顆骨端線閉鎖不全」
「上腕骨内側上顆骨端線離開」
「内側側副靱帯損傷」
「回内屈筋群障害」
「尺骨神経障害」…

◯外側に痛みがでる
「離断性骨軟骨炎」(上腕骨小頭障害)
「滑膜ひだ障害」…

◯後方に痛みがでる
「肘頭骨端線閉鎖不全」
「肘頭疲労骨折」
「肘頭骨棘骨折」
「後方インピンジメント」…

◯その他に
「関節内遊離体」(関節ねずみ)
「変形性肘関節症」
「胸郭出口症候群」…など

『野球肩』・『野球肘』は小・中学生~成人までと年齢層は幅広く発症します。





原因としては、

・過度な投球動作
・肩関節、肋骨、肩甲骨、骨盤、股関節などの柔軟性不足
・肩関節や肩甲骨周囲の筋力不足
・不良なフォーム…など

ですが多くの場合が未然に防ぐことが出来るのもまた事実です。

「正解は人によって違うが、間違いは共通する」

と私は考えます。

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