ここまで進化している！不安な点を確認できる「婦人科検診の今」とは

　人生１００年時代、健康寿命を延ばすためにも定期健診の重要性も知られてきている。

　また最近は女性特有の疾患にフォーカスを当て早期発見、予防策に力を入れる施設も増えてきた。その中の一つが東京・有楽町に位置する「クレアージュ東京レディースドック　クリニック」だ。同クリニックは、女性医師による丁寧な診察、スタッフもすべて女性という徹底ぶり。中に入るとまるでホテルロビーのような落ち着いた空間が広がり、リラックスした気持ちで検査に臨めるのも大きな特長となっている。

　同クリニックで実施されている健診は、女性向けにつくられた4つのレディースドックのプランがあり、年齢や悩みに応じて選ぶことができる。上部消化管検査や、マンモグラフィ、乳腺超音波検査、子宮頸がん検査、女性には気になる甲状腺ホルモンや鉄代謝なども調べることもできる。

　２０代以降の女性が気になる子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍なども経膣超音波検査も実施することで、早期発見を目指す。

　また女性に多い甲状腺疾患、膠原病、貧血など、女性特有の疾患にしっかりフォーカスを当てた検査項目が設けられているのも心強い。

　慢性的なだるさ、発汗や動悸、めまい、頭痛、手のしびれ、月経の乱れなど、これらは更年期に多い症状といわれているものの、日々の生活の疲れからくるものなのか、また病気が隠れているのかは、検査しないとわからない点でもある。

　また最近ではＰＭＳ（月経前症候群）など月経にまつわる体の様々な不調にも目が向けられ始めている。月経トラブルに関しても、症状の背景に子宮や卵巣の病気が原因になっている可能性もあり、注意が必要だ。こういった不安に関しても、同クリニックはしっかり問診を行うことで病気の早期発見、改善症状につなげていく狙いがあるという。