感染症が流行したときに管理栄養士・栄養士として行なった方が良い3つのこと

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2.自身の体調管理・手洗い方法の周知

調理現場で働く人は自宅での手洗い方法とは異なり、肘下まで入念に洗う必要があります。

他にも爪ブラシを使った爪の間の洗うことも必要とされていますね。

日々、衛生的で安全な食事の提供の為に徹底されているとは思いますが、再度確認として周知しておくことも大切です。

特に調理前に行う手洗いについては、全員が共通して入念に行うことが必要とされます。

今回私は手洗い場の前に手洗いの手順のイラストを貼り、手洗い方法に個人差が出ないようにしました。

それから、菌を持ち込まないように気をつける場所として休憩室やロッカールームもありますね。

出勤時に必ず使用する箇所である為、扉付近にアルコール消毒液を設置し、手を消毒してから中に入るということにも取り組んでいます。

感染を防ぐだけではなく、なにより働く人一人ひとりの体調管理にも繋がります。

3.物品の確保と対処法

感染を回避するには、マスクの着用や、石鹸を使った手洗いやアルコール消毒液の使用が有効ですが、現在品薄状態になっています。

ある程度はストックしていても、通常は品薄状態が長期に渡ることを想定していない為、在庫がゼロとなる日も近づきます。

調理に従事するスタッフはマスクを着用して調理に携わることが必須ですので、在庫管理を徹底し、万が一不足する場合のためにあらかじめ対策を取っておく必要があります。

そこで私はすぐに、「洗って使えるタイプのマスク」を人数分確保しました。

店頭購入が難しかった為、インターネットで購入。

ポリウレタンの素材の商品です。

使い捨てのマスクがなくなった時の準備なので、実際の現場では未使用の段階ですが、

・使用した場合は1日1回の洗濯を行うこと。

・洗い方は中性洗剤(台所用洗剤)を使用して30℃以下の水で優しく手洗いすること。

・直射日光を避けてしっかり乾燥するまで乾かすこと

とされています。

他にも、ガーゼで作られているタイプのものもあります。

身近にハンドメイドが得意な方がいる場合は制作をお願いするのも一つの方法ですね。

給食管理において決断をすることも多い管理栄養士・栄養士の仕事。

万が一のことが起こってからでは遅いですし、不安を抱えての業務は悪循環を引き起こしかねません。

皆が安心して業務につくために、余裕を持って、基本的なことを着実に実行することの大切さを改めて感じました。

以上、感染症が流行したときに管理栄養士・栄養士として行った方が良い3つのことを紹介しました。

少しでも参考になれば幸いです。





[記事提供:栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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