ソフトボール界のレジェンド「女イチロー」の心と体の整え方

タグ: , , 2018/11/7

若い頃と今のプレッシャーの感じ方の違い

――悩み事はあまりない方ですか?
基本的にポジティブですね。
若い頃はプレッシャーに強かったし、それを楽しんでいましたけど、最近は大人になったのか、プレッシャーを感じるようになりました。8月に行われた世界選手権の決勝でアメリカに負けて準優勝という結果に終わってしまって。
オリンピックの前哨戦として優勝しなきゃいけないと思っていたのに、重圧を感じて結果が出なかった。自分自身にダサいなって思いましたよ。こんなんじゃオリンピックどうするんだって思いましたね。

――山田選手は「ソフトボール界のイチロー」と呼ばれていますが、本人としてはいかがですか?
「女イチロー」なんてそんな立派な名前を付けてもらっていいのかなって思っていました。恐縮です。2006年くらいから言われていると思うんですけど、誰が付けたんですかね?
イチローさんにはお会いしたことはないですけど、見たことはありますよ。アメリカのプロソフトボールリーグに参加しているときに、ニューヨークヤンキースの試合を見に行って。

――アメリカのリーグに参戦していましたが、その時の生活はどうでしたか?
2013年と2015年の夏の間の三ヶ月くらいだけ、アメリカに武者修行に行っていました。アメリカの生活は意外と、全然大丈夫でした。日本人がもう1人一緒にいたというのも心強かったですね。1人だったらダメだったかもしれないですね(笑)。

 アメリカを目指したのは、その時は日本に居たくなかったからですね。日本とは違うところに行って、勉強をしたり、自由になりたかった。国内にいてもモチベーションが上がらなかったんですよ。全く上がらなかったわけではないですけど、日本でやる事がないというか、何かそういうきっかけが欲しかった時期だったんです。
アメリカに行って価値観変わったというか、世界が広がりましたね。アメリカは結果を出して初めて認められるというところがあるので、そういうところで自分の力を試すという場がすごく刺激的でした。失敗したりダメだった時、日本人ってすぐ反省しますけど、アメリカは反省しないというか、すぐに切り替える。切り替えの仕方とか、すごく気が楽になりましたね。

日本を飛び出してアメリカのリーグを経験できたことは技術面でも、精神面でもとてもためになりましたね。一歩を踏み出す勇気が自分を変えるということを実感しました。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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