「ベンチとしたらガッカリ」中日にとって痛すぎた5失点目…元阪神投手コーチ「負けている試合こそ、打者と勝負しないと」
7回に5点目の犠牲フライを放った阪神・大山悠輔(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
中日は9月2日の阪神戦(バンテリン)に3-5で敗れた。先発のカイル・マラーが3回に佐藤輝明と熊谷敬宥にそれぞれ2ランを浴びて4失点。7回はドラフト2位ルーキー左腕・吉田聖弥が連続四球をきっかけにピンチを招くと、大山悠輔に5点目の犠牲フライを許した。
【動画】お互いの7回 2025年9月2日 【阪神 vs 中日】 佐藤義則の眼
6回まで2安打に封じられた打線は、7回裏に山本泰寛の適時二塁打、代打・大島洋平の2点タイムリーで3点を返し、阪神先発・村上頌樹を降板に追いやる意地を見せた。しかしながら、5点のビハインドは重すぎた。
「中日としたら、大山の5点目の犠飛がこたえたと思う」と指摘したのが、現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏だ。
名伯楽は9月3日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「怖がっていたらダメ。負けている試合こそ、打者と勝負しないといけない」と新人サウスポー・吉田に手厳しかった。
7回から登板した吉田は、先頭の植田海をストレートで歩かせると、続く森下翔太にも四球。佐藤の進塁打を挟み、1死二、三塁から大山にあっさりとダメ押しの犠牲フライを右翼に打ち上げられた。
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