メジャー移籍が囁かれる西武・今井達也 現地評価も高く“3球団”が動くとの予想も「2億ドルを超える契約金が必要になる」
今井の去就にメジャー球団も注目している(C)産経新聞社
西武の今井達也は今オフ、ポスティングでのメジャー挑戦が噂されており、米球界関係者から注目を集めている1人だ。すでにMLB球団スカウトが視察に訪れていることなども大きく報じられ、今冬の市場における、目玉選手として位置づけられている。
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9勝をマークしている今季も含め、近年でピッチングの安定感が増している右腕に対する、現地メディアの評価も高い。スポーツサイト『LastWordOnSports』では、オリオールズの獲得候補になり得ると訴えている。
今季、地区下位に沈んだオリオールズが来季へ向けた立て直しを図る必要があるとして、同メディアは、「マイク・エリアスGMは、この冬のフリーエージェント市場で先発の大穴を埋めるべく動く可能性がある」と指摘。今オフ、今井がポスティングとなった場合、オリオールズが関心を示すものと予想する。
西武での今シーズンの成績などを紹介しながら同メディアは、「イマイはセイバーメトリクスの観点から見ても非常に優秀だ。打球の約50%がゴロで、Statcast定義の『Hard-Hit(打球速度95マイル以上)率』はわずか15%にとどまる。一方で『Soft Contact率』はその約2倍に達しており、打者が芯で捉えられずに弱い当たりになるケースが目立つ。これはボールの変化が効果的に働いていることを示している」などと説明。






