「もう認めよう」大谷翔平が失った“4票”に異論噴出 MVP模擬投票の行方に疑問の声止まず「なぜシュワーバーに投票できる?」
早くもMVP受賞が確実視される大谷(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)の圧倒的な支持が浮き彫りになった。
現地時間9月22日、MLB公式サイトは、今シーズン最後となるMVPの模擬投票結果を発表。ナ・リーグにおいては大谷が投票者40人中36人から1位票を集め、断トツの得票率となった。
今季の大谷は6月に投手として実戦復帰し、投打二刀流を平然と再始動。打者として154試合に出場し、打率.282、53本塁打、99打点、142得点、長打率.617、OPS1.011のハイアベレージをマーク。一方で投手としては14先発で47イニングを投げ、防御率2.87、WHIP1.04、奪三振率11.87の支配力を見せつけている。
現地時間9月23日のダイヤモンドバックス戦では、復帰後最長6回、最多91球を投げ、被安打5、無失点、8奪三振、無四球と快投。チームは中継ぎ陣が打ち込まれて4-5とサヨナラ負けを喫したものの、その偉才ぶりは観る者を魅了した。
そうした圧倒的なパフォーマンスを考えれば、大谷の1位票が36人もの記者から寄せられたのは必然と言えよう。むしろ、ファンからは全体2位となったカイル・シュワーバー(フィリーズ)に4票も集まった結果に疑問の声が噴出している。
もっとも、シュワーバーも今季は図抜けた打撃成績を残している。158試合に出場して、打率こそ.246ながらナ・リーグトップの56本塁打を記録。さらに132打点、110得点、OPS.946と主砲としてフィリーズを支えている。






