「完全に波に乗った」上田綺世が示す“万能型”としての進化 現地メディアも絶賛「ついに実を結んだ」
ゴールを量産する上田。存在感は増すばかりだ(C)Getty Images
オランダ・エールディヴィジ第7節が現地時間9月28日に行われ、フェイエノールトの上田綺世が敵地でのフローニンゲン戦にスタメン出場し、今季6得点目をマークした。このゴールが決勝点となり、上田は1-0での勝利の立役者となっている。リーグ得点ランキングでもトップに立つなど、日本人ストライカーの高い得点スキルがオランダ国内で注目を集めている。
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0-0でゲームを折り返した後半開始から間もなく、この試合唯一のゴールが生まれた。50分、先制点を狙い攻め込んでいたフェイエノールトは、左サイドからジョーダン・ボスがゴール前へクロスを送ると、中央で待ち構えていた上田がこのボールに反応。飛び込みながらヘディングでゴールに押し込んだ。相手DFに挟まれながらも、一瞬の動きでマークをかわし頭で合わせる見事なシュートで2試合ぶりの得点を記録した。
この得点以外でも上田は、前半から最前線で身体を張り、攻撃の起点としてチャンスに絡んでいる。また、得点シーンでも見られた相手プレーヤーとの駆け引きなど、随所にセンターフォワードとしての成長ぶりも垣間見せていた。
開幕から絶好調を維持する上田のプレーを、現地メディア『1908.nl』も大きく報じている。フローニンゲン戦翌日のトピックにおいて、決勝ゴールを伝えながら、「長らく期待されていた成長がついに実を結んだことを示す証拠だ。ウエダは完全に波に乗った」と賛辞を並べた。






