超異例な中0日での計130球に「信じられない」 崖っぷちのド軍を救った山本由伸の“神投球”に米愕然「ヤマモト以外に出来る奴は誰もいない」
緊張の攻防が続いた中で、野球ファンの魂を揺さぶる投球を見せた山本(C)Getty Images
山本由伸が伝説となった。
現地時間11月1日に敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦でドジャースは5-4で勝利。メジャーリーグでは1998年から3連覇を飾ったヤンキース以来となる“世界連覇”を飾った。
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勝利への流れを手繰り寄せる抜擢だった。4-4で迎えた9回、ブレーク・スネルが一死一、二塁とピンチを招いたところで、ドジャースベンチは前日の第6戦に先発して6回(96球)を投げていた山本にスイッチ。“超”が付くほど異例の中0日での起用を決断した。
ただ、ここで背番号18は責務を全うする。先頭のアレハンドロ・カークに死球を与えて一死満塁とした山本だったが、続くドールトン・バーショを二ゴロに仕留めると、これを好捕したミゲル・ロハスが本塁へ投げて2アウト。さらに二死満塁でアーニー・クレメントが放った打球は、1死満塁の局面から中堅の守備に就いていたアンディ・パヘスが好捕してピンチを切り抜けた。
相手打線の上位と対峙する延長10回もマウンドに立った山本は、危なげなく抑え込んで三者凡退。この好投に味方打線が応えたのは延長11回だった。女房役を務めるウィル・スミスのソロホームランでブルージェイズを突き放したのだ。
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