「このまま終わって欲しくない」新人時代の山田哲人を知る元寮長が“檄”――2026年は「大事な年になる」

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山田哲人の新人時代を知る松井優典氏が熱い檄を飛ばした(C)産経新聞社

 ヤクルトの山田哲人がプロ16年目のシーズンを迎える。池山隆寛監督のもとで生まれ変わろうとするチームで、通算311本塁打を記録してきた男も勝負の年を迎えることになる。

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 5年間務めたキャプテンの座からは退く予定だ。池山監督は「キャプテン制は一旦省かせてもらう」と口にし、「もともと人見知りする子だから、そこまで考えなくていいよと。自分のことに専念してもらって、どこで勝負できるかをまず一番に考えてもらって」と、“親心”をのぞかせた。

 ここ数年は本来の力を発揮できていない。昨季は108試合で打率.231、12本塁打、37打点、3盗塁の成績に終わった。ただ、プロ野球史上初となる3度のトリプルスリーを達成した実力者だけに、復活への期待は大きい。

 そんな山田を新人時代から見てきたのが、野村克也監督の参謀役としてヤクルト黄金期を支えた松井優典氏だ。山田がプロ1年目の2011年には、2軍の育成コーチと寮長を兼務していた。

 松井氏は、非凡な才能を持っていた山田に対し「能力が素晴らしいからそこに頼っていたと思う」と指摘。「ここでもう一皮剥けてほしい。このまま終わって欲しくない」と、熱い檄を飛ばした。

 コンディション不良で離脱することが多い現状に「ケガをする原因は何か。そこから突き詰めて、期する思いで取り組むことで成長がある」と話す。

 プロ入り当初、元々は遊撃手だった山田が開花するきっかけとなったのが、二塁へのコンバートだった。松井氏は「それが山田の転機だったと思う」と振り返る。

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