「本当にわざと打たなかったのか」――批判殺到の“無気力三振” その真相を韓国25歳打者が告白「ノーコメント。少しだけ戸惑いはあった」【WBC】
韓国の運命を変えた打席に立ったムン・ボギョン(C)Getty Images
チームの“勝利”に徹した行動は、一部で称賛され、そしてまた一部からは猛烈な批判を浴びた。3月9日に東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組のオーストラリア代表戦で、韓国代表の主砲ムン・ボギョンが奪われた三振は小さくない話題となった。
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特殊な事情が生んだ難しい打席ではあった。そもそもこの試合にベスト8行きを懸けていた韓国は「失点を2点以内に抑える」かつ「5点差以上で勝利する」という極めて過酷な条件を同時に満たす必要があった。そうした中で9回表で7-2とリードを奪い、そのまま9回を終えなければいけないシチュエーションを迎えていた。
仮に追加点が入れば、すでに全試合を消化していた台湾代表が勝ち抜ける。そんな中で9回表の二死一塁で打席に入ったのが、ムン・ボギョンだった。すでに先制2ランを含む3安打4打点と大暴れをしていた25歳だが、長打が出れば8点目が入るという局面で迎えたこの打席は、棒立ち。あっさりと3球を見送って三振を喫したのである。
チームが課された条件を考えれば、必然の三振だった。しかし、ともすれば、無気力とも言える振る舞いに怒り心頭となったのは、台湾側だ。7-2で勝利した韓国の準々決勝ラウンド進出が決まると、ムン・ボギョンのインスタグラムにはファンから批判の声が殺到。「故意の三振なのか」「あまりにも醜い。スポーツマンシップはないのか」と罵詈雑言が浴びせられた。メッセージの中には容姿をいじる悪質な内容も目立った。







