「ドリームチームの野球を今こそ」米国4強も地元メディアは苦言&発破 ワーストタイ10被弾に主軸は沈黙【WBC】
カナダ相手に逃げ切り、4強進出を決めた米国代表(C)Getty Images
ワールド・ベースボール・クラシックは現地時間3月13日に準々決勝2試合が行われた。前回準優勝の米国代表は、カナダ代表を5-3で下し、準決勝進出。しかし、その内容は決して盤石とは言えず、米メディアの論調には、不安の声が広がっている。
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米スポーツ誌『Sports Illustrated』はカナダ戦を振り返り、「米国は必要最低限の勝利を挙げただけだ」と手厳しく指摘。スター選手を揃えた「ドリームチーム」が本来の力を発揮できていない現状を厳しく伝えた。
実際、米国は5-0とリードしながら6回に3点を返され、終盤は一打同点という冷や汗の展開。同誌は「このスター軍団は準決勝まで楽に進めると思っていたのかもしれない。だが、そうはいかなかった」と皮肉を込めている。
中心打者の不振も深刻だ。「主砲たちが機能しなかった」と断じ、この日の上位打線だったボビー・ウィットJr.、ブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジ、カイル・シュワーバーの4人が合計15打数2安打に終わったことを紹介。昨季50本塁打以上の打者を3人擁する打線にもかかわらず、今大会のチーム本塁打は7本にとどまっている。
一方で、投手陣は5試合で10本塁打を献上し、これは韓国と並んで大会ワーストタイ。1次ラウンドB組では、イタリアに敗れる不覚もあった。同誌は「こんな形で米国がここまで来るとは思っていなかった」と期待との落差を強調。また、昨季限りで現役引退したクレイトン・カーショウが一度も登板機会なく終えたことにも触れた。







