日本戦でベネズエラナインはどのように対策を立てていたのか(C)Getty Images
“最強エース”を筆頭とした投手陣をどう攻略するか――。それは、メジャーリーグの精鋭たちを居並べていたベネズエラ代表にとっても重要なカギだった。
【動画】ベネズエラが一気呵成!アラエスの一打でベンチも観客も大盛り上がり
去る3月14日(現地時間)、野球日本代表「侍ジャパン」はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝でベネズエラに5-8で敗れた。
この試合で何よりも目立ったのは、日本投手陣の高めに浮いたボールをことごとく捉え、凄まじい豪打を展開したベネズエラの打撃陣だった。初回先頭打者弾が飛び出す波乱の立ち上がりの中、5回にマイケル・ガルシアの2ランで1点差に迫った中南米の雄は、6回にウィルヤー・アブレイユの特大3ランで逆転。打たれた伊藤大海が呆然となるほどの一打は圧巻だった。
無論、才能あふれるベネズエラだが、むやみやたらに打席に立っていたというわけではない。現地時間3月16日に行われた準決勝でイタリア代表を破った直後、クリーンナップを打つ巧打者ルイス・アラエスは、試合中継を担った『Netflix』のハイライト番組にゲスト出演。そこで14日の試合で山本由伸をはじめとする日本の投手陣を前に、チーム内で徹底していた“決め事”を告白した。
「チームで(日本に対しては)対策を取っていたよ。とくにヤマモトに対してはかなり準備万端だった。『低めのボールは振らない』ということを徹底した」