米国との激闘に敗れた直後のドミニカの選手たちの振る舞いは波紋を呼んだ(C)Getty Images
敗れてなお、ナインたちは堂々としていた。現地時間3月15日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表戦に1-2で敗れたドミニカ共和国のナインたちは、ゲームセットから約2時間後にスピーカーから爆音で音楽をかき鳴らし、無言のままクラブハウスから去っていった。
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抱えていた悔しさは想像に難くない。一進一退の攻防の中で、9回裏2死三塁の局面ではヘラルド・ペルドモがフルカウントからボールゾーンへの1球をストライクと判定されて見逃し三振。まさかの“誤審”によって敗れ、フラストレーションも相当に溜まっていたはずだ。
そうした背景を想えば、フアン・ソトやフェルナンド・タティスJr.、ブラディミール・ゲレーロJr.らが爆音のラテンミュージックとともに憮然とした態度で帰路についたのは、“無言の反発”だったのかもしれない。
もっとも、一連の振る舞いに批判的な見方もある。かつてレッドソックス、ロッキーズ、ブルージェイズなどで強打の二塁手として活躍したジェフ・フライ氏は自身のXで当該シーンを拡散。一部を除いた主力の大半が取材を受け付けなかったドミニカナインに厳しい意見をぶつけている。