「F1を去る時は永遠だ」新規約に不満爆発の“悪態”に反発集中 伝説OBたちはフェルスタッペンのワガママを許さず「自分の信念を貫く勇気を持て!」

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会心の走りが出来ずに苦悩し続けるフェルスタッペン(C)Getty Images

新規約後のマシンを「ステロイドを投与したフォーミュラE」と揶揄

 間違いなくキャリア最大級のスランプに陥っている。F1の名門レッドブルの絶対的エースであるマックス・フェルスタッペン(オランダ)だ。

 2021年から4年連続でF1チャンピオンとなる輝かしい実績を持つ28歳は、今シーズンの第3戦となる日本GP終了時点でドライバーズランキング9位と低迷。電気モーターの出力が昨季までの約3倍になり、内燃機関(エンジン)と電気モーターの出力比率が「ほぼ50:50」となるF1新規定の影響を受け、満足のいく走りが微塵もできていない。

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 首位とは55ポイント差が開き、出遅れている現状には、フェルスタッペンのフラストレーションは溜まるばかりだ。新規約によって生じている各チームのバッテリーと電気モーターを介した一時的な出力アップに対して「このレースのやり方は好きじゃないよ」と苛立ちを爆発。さらに「ドライビングとは正反対。これは僕がやりたいことではない」「まるでステロイドを投与したフォーミュラEだ」と辛辣な発言を連発し、「今の僕にとってF1は楽しくない」と電撃的な引退も示唆する言動を繰り返した。

 ドライバーたちの声に耳を傾けなかった業界に対するアンチテーゼか、はたまた王者のワガママか。いずれにしても、現状に対する苛立ちが隠しきれないフェルスタッペンの言動は小さくないハレーションを生んだ。

 元F1ドライバーで、英衛星放送局『Sky Sports』の名物解説でもあるマーティン・ブランドル氏は、同局のポッドキャスト番組「The F1 Show」において、「あのミハエル・シューマッハならドアをバタンと閉め、机をドスンと叩いてから、笑顔で『何も問題はない』と言うだろうね」と吐露。

 さらに「なんというか、皇帝(シューマッハ氏の愛称)は、ああいう風に、誰かを公然とおとしめることはないだろうし、悪態をついたりすることは決してなかった」と続けたブランドル氏は、フェルスタッペンの言動を問題視した。

「彼の言い分にはもうちょっとうんざりしてきたね。もうF1から出ていくか、それともその話をやめて黙るかのどっちかだ。F1は変わってしまったんだから仕方ないだろ? 仮に彼が去ってもこのスポーツは続いていくんだ」

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