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「勝利だけが唯一の道」パラグアイの“暴力プレー”にも喧嘩上等だったエムバペ フランスの天才が見せた気骨「僕らには手を汚す覚悟がある」【W杯】

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パラグアイの執拗なマークに苛立ちを見せたエムバペ(C)Getty Images

 荒れに荒れた試合となった。

 現地時間7月4日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ16で、フランス代表はパラグアイ代表と対戦。70分にエースであるキリアン・エムバペが決めたPKによる1点を守り抜いて1-0で勝利し、4大会連続でのベスト8進出を決めた。

【動画】パラグアイ守備陣と口論 仏代表エムバペが見せた苛立ちシーン

 攻めるフランスと守るパラグアイという構図で進んだ試合は、後者のラフプレーが悪目立ちする展開ともなった。5バック気味の布陣でゴール前にブロックを築いた南米の古豪は、相手の矢継ぎ早の仕掛けに対して局面で身体を張ったプレーで応戦。必然的に肉弾戦が増え、34分には、敵ペナルティエリア付近でドリブル突破を試みたエムバペをアンドレス・クバスがファウルで止め、両軍が一気にヒートアップ。互いに掴み合いとなり、主審が仲裁に入るほどの騒動に発展した。

 その後もフランスが1点をリードして迎えた後半のハイドレーションブレイク時にも、フラストレーションを溜め込んでいたエムバペがパラグアイの選手と口論になり、またしても両軍選手が揉みあいとなるアクシデントが起きた。

 相手にフラストレーションを溜めさせ、思うようにプレーをさせないというパラグアイの心理作戦は、功を奏していた。だが、彼らに反撃の術はなく、結局はフランスが虎の子の1点を守り切った。

 しかし、勝者となったフランスの面々の表情は憤りに満ちていた。90分を通して執拗に挑発をし、姑息に肘打ちや腹部へのパンチなどラフプレーも仕掛けてきていたパラグアイにそれだけ苛立っていたのだろう。試合後、母国のスポーツ専門局『RMC Sport』などのインタビューを受けたエムバペは、「どんな試合になるかは分かっていた」と吐露。そして、ラフな戦いにも応じられる気概を見せた。

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