足の指を広げることで得られるメリット
足の指を広げていますか。現代人の足は窮屈な靴や靴下などに覆われて、足指が縮こまりがち。足の指が縮こまった「かがみ指」の状態だと、身体のさまざまな部分に弊害をもたらします。今回は、足の指を広げるメリットや足指を鍛える方法をご紹介します。
【関連記事】睡眠中に足がつるのはなぜ?「こむら返り」防止につながる食べ物も紹介
足指の状態をチェックしてみよう
2足歩行をする人間は、足裏のわずかな面積で、全体重を支えています。足指が縮こまっていると、足裏が地面に接する面積がさらに小さくなるため、安定感がなくなり、身体のあちこちに痛みをもたらします。
「肩こりがひどい」「腰痛が長引いている」といった症状がある人は、かがみ指が原因かもしれません。自分の足指の状態をチェックしてみましょう。
<セルフチェックのやり方>
素足になり、足の指でグー、チョキ、パーをつくる足指ジャンケンをやってみてください。指が動かなかったり、動かせる範囲が少なかったりする場合は、足指の筋肉が硬くなり、うまく使えていない可能性があります。
足指を広げるメリットとは?
足指を広げると、足裏の設置面積も広くなり、身体のバランスが整えられて、姿勢が良くなります。
足指の付け根には疲労回復のツボが集中しているため、足指を広げるだけでも刺激となって、疲労回復やリラックスにも役立ちます。
また、土台が安定することで血流が良くなり、身体の下部に溜まった老廃物や水分が排出されて、足の冷えやむくみの改善が期待できるでしょう。