巻き爪の原因と予防法
足の爪にトラブルを抱えている人は意外と多くいます。その代表とされるのが、巻き爪です。若い女性に多いイメージがあるかもしれませんが、老若男女問わず、誰でもなる可能性があります。そこで今回は、巻き爪の原因と予防法をご紹介します。
■巻き爪とは?
巻き爪とは、主に足の爪が内側に巻き、皮膚に食い込んでいる状態を指します。爪は放っておくと自然に内側へ曲がる性質があるため、誰もが巻き爪予備軍といえるのです。
巻き爪が悪化すると、爪の端がトゲのように皮膚に突き刺さり、炎症を起こして激しい痛みや出血、腫れなどをともなうことがあります。なかには「痛くて靴が履けない」「爪が切れない」という人も少なくありません。
この巻き爪が進行して痛みや炎症を起こした状態を「陥入爪(かんにゅうそう)」といいます。陥入爪が長く続くと、肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる赤い肉の盛り上がりが爪を圧迫して手術が必要となるケースもあるので、早めの対処が重要です。
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