「圧倒的な投球だ」山本由伸の“日本新”14奪三振に米識者も感嘆!「どのチームも欲しがるだろう」

タグ: , , , , 2023/11/5

圧巻のピッチングを見せた山本に米識者たちも賛辞を惜しまない(C)Getty Images

 11月4日、オリックスの絶対的エース・山本由伸が日本シリーズ第6戦(京セラドーム大阪)に先発登板。阪神に王手をかけられて臨んだ一戦となったが、山本が9回138球を投げて、9安打、1失点、14奪三振の力投で、完投勝利を飾った。右腕はこれで自身初となる日本シリーズ初勝利を手にした。

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 気迫の投球で連覇に望みをかけた。初回を三者凡退に抑えた山本は2回、阪神の5番・ノイジーに初球を捉えられ、右翼スタンドに先制弾を献上。阪神に先制点を許した。しかし、直後の攻撃で若月健矢が同点タイムリー、中川圭太が勝ち越し犠牲フライですぐさま逆転に成功した。

 味方の援護を受けた山本は徐々にギアを上げ、阪神打線に得点を与えない。4回には1死一、三塁のピンチを招いたが、右翼を守る森友哉のファインプレーもあり、無得点に凌いだ。その後は要所で三振を奪う投球を披露し、9回まで投げ切り、阪神打線を1失点に抑えた。

 この日の山本は14奪三振を記録。1999年の工藤公康(ダイエー)、2007年のダルビッシュ(日本ハム)が記録した13奪三振を抜き、日本シリーズ最多を更新した。

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