「イライラする」角田裕毅、“不可解ダウン”に本音 ドライバー泣かせのマシンを操る難しさ「プッシュしようとすると予測できない動きになる」
「もっとプッシュしようとすると、予測できない動きになる。だから限界に達するのが本当に難しくなる。なぜあんな落ち方をするのかは本当に分からない。レーシング・ブルズのマシンは最後の数秒、数ミリ秒まで絞り出すことはできたが、今は限界を見つけるのが難しいので、本当にイライラしている」
もっとも、『RB21』の操作性の不安定さは、他でもないレッドブルのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンも口にしている。19日にポールポジションを掴んだ27歳は、米スポーツ専門局『ESPN』で「本当にコース状況によって当たり外れがあるんだ。当然だけど、うまくいけば、競争力は増す。でも、うまくいかなかった時は、もっと難しくなる」と告白している。
シート交代を余儀なくされてきた数多のセカンドドライバーはもちろん、他でもないフェルスタッペンですらも苦心する『RB21』。そんな難マシンを乗りこなすためには、相当な時間を要するわけだが、角田は「本当に予測不可能ではある。ただ、難しさの一部は経験不足から来ていると思う。このチームでのレースはこれが3戦目。マシンに対する自信は高まっている」とさらなる躍進を誓った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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