1週目での不運なクラッシュは角田裕毅に非? 英BBCが辛辣意見を紹介「ガスリーよりもツノダの責任のほうが大きい」

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 ゆえに当人も「僕に何ができたかのはわからない」と無念さを口にする。レース後にF1公式サイトのフラッシュインタビューに応じた角田は、こう続けている。

「すごくトリッキーだったし、レーシングインシデントだったと僕は思っている。スペースがなくて何もできなかったし、外に避けると別のクラッシュの危険もあった。(7番グリッドの)カルロス・サインツの後ろでスピードをコントロールしていたけど……。今は1周でも多く(このマシンで)ラップを重ねたい時期なので、もっとレースでのラップを経験したかった。序盤でこうなってしまったのは非常に残念だ」

 無論、多くの海外メディアも、双方が“どうしようもなかった”という見方を強める。英衛星放送『Sky Sports』の解説者で、元F1レーサーのマーティン・ブランドル氏は、「残念ながら、これは順位争いが激しくなるオープニングラップでよく起こる事故だった」と指摘している。

 一方でレース序盤のクラッシュの原因が「ツノダにある」という声も小さくない。英公共放送『BBC』は「ツノダの外側に迫った直後に、ガスリーがわずかにアンダーステアを起こしたため、両車は接触した」と問題の場面を描写。その上でマクラーレンからフォーミュラ-Eに参戦しているサム・バードの見解を伝えている。

「ガスリーよりもツノダの責任のほうが大きいね。他車の後部に接触すれば、ほとんどの場合で、そのドライバーの責任になるからだ」

 次戦は、現地時間5月2日に行われるマイアミGPが舞台だ。連戦続きだった中で、少し時間が空くため、角田には難解なマシン『RB21』を乗りこなすために分析を深める期間が与えられる。果たして、24歳の若武者はふたたび復調の兆しを見せられるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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