「友人だから、なおさら痛い」角田裕毅、サウジGPで接触したガスリーへの想いを吐露 ホーナー代表は擁護「避けられないアクシデントだった」
角田は他にも、今回の結果に対し、「誰かと接触するのはつらいことだけど、特にピエールとは友人だから、なおさら痛い。僕たちはポイントや成功を懸けて戦っているわけで、どちらにとっても理想的な形ではなかった」として、ガスリーに対する想いも明かしている。
現在もレッドブルのマシンに慣れる段階であることから、「1周1周が僕にとっては重要だし、そこから何かを学び、マシンを体感していくことが大切。だからこんな形でレースの早い段階で終わってしまったのは本当に残念」と素直な感情も吐露。
その一方で、「この週末から得られたポジティブな点もある」と角田は前向きな言葉も発しており、「再びQ3に進出できたし、どんどん自信もついてきている。次はマイアミの前にRB19でのテストがあるし、チームと一緒にまた挑戦できるのが楽しみだ」と今後への期待も膨らませている。
また、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表による、角田に向けたコメントも掲載。「ユウキにとっても本当に残念だった。グリッド上ではかなり上位にいて、我々にとっても貴重なポイントを持ち帰れる可能性があった」などと評しながら、「でも、あれは避けられないアクシデントだったし、このコースではいつだってリスクがある」とも振り返っている。
移籍直後で臨んだ怒涛の3連戦、最後は不本意な結果で終えることとなった角田。次戦、約2週間を置いてのマイアミGPは、悔しさを胸に刻んでの仕切り直しとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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