「もう誰も強制したくない」目の当たりにした米女子リウの“輝き”に本音吐露 露名伯楽が漏らした“スパルタ指導の限界”「選手が犠牲者のような表情で練習に来る」
ミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダルを手にしたリウ(C)Getty Images
リウの自己プロデュース力に見解
無論、リウも努力は惜しまない。でなければ、一度引退を決意した競技に復帰してから五輪で金メダルを手にすることなどできない。それでも彼女は“強制”だけは拒んできた。
このミラノ・コルティナ大会でもそうだった。一大ブームとなった金色と黒のコントラストで染め上げられたヘアスタイルも、コーチ陣からは「審査員や偉い人たちが見た目を気にするかもしれない」と警鐘を鳴らされたが、「『髪を元の色に戻せ』と言うならフィギュアを辞める」と食い下がった。
実体験から「私はもう誰にも努力を強制したくない。もう誰にもメダル獲得を強制したくない。そうすれば、すべてが楽しくなる」と学んだというトゥトベリーゼ氏は、何よりも自分に矢印を向けたリウの自己プロデュース力に目を見張り、「とくに若い選手たちは、自分の才能に感謝をし、誇っていい」と強調。「もっと楽しんでいい」とリウを標榜するべきという見解を示した。
「選手たちの中には、犠牲者のような表情で練習に来る者もいる。『はい、頑張ります。コーチ、私をいじめてください』と言わんばかりの顔で。でも、私はそうあるべきではないと思うようになりました。彼らは、自分たちが持っている才能を喜び、些細な練習すらも楽しみ、そして成果を喜ぶべきです」
ロシア国内でも指導者として転換期を指摘する声が相次いでいるトゥトベリーゼ氏。今回のリウに対する評価は、「鉄の女」と恐れられた彼女が新たなサイクルに目を向けた兆しなのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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