中日ドラゴンズのドラフトの歴史を振り返る!「神ドラフト」「残念ドラフト」はいつ?

タグ: , , 2022/3/21

残念ドラフト=2007年


【高校】
1 赤坂和幸(浦和学院)投手
3 樋口賢(尾道商)投手

【大学・社会人】
1 山内壮馬(名城大)投手
3 谷哲也(日立製作所)内野手

 指名人数自体が少なく、クジ運もなかった07年。高校ドラフトでは1巡目入札で重複した由規(ヤクルト)、岩崎(ソフトバンク)を立て続けに外した。いわゆる「外れ外れ1位」指名の赤坂は、入団後に野手転向したが芽は出なかった。樋口はわずか2年で戦力外となった。

 即戦力と期待された大学・社会人1巡目の山内は入団5年目に10勝をマークしたが、通算では17勝に終わった。内野手の谷は198試合に出場したが、規定打席には1度も到達できなかった。

まとめ

 チームの顔となるスター選手がなかなか出てこない。2000年代の中日は落合監督時代の04年から11年まで4度優勝、すべてAクラス。川上、岩瀬、福留、荒木、井端といった90年代に成功したドラフトの「貯金」があった。

 黄金時代の後を継いだ高木監督以降、優勝から遠ざかり、Bクラス常連となってしまった。ドラフトを振り返ると、大当たり年も大外れ年も少なく、結果的に「そこそこ」な中距離打者が集まった。本拠地が本塁打の出にくいナゴヤドームとはいえ、悪い流れを1発で変えるような和製大砲が育たない。

 戦略的にも社会人偏重の時期が続いたり、迷走している印象があったが、ここ3年は地元エリアの高校生を連続で1位指名。18年根尾(大阪桐蔭=岐阜出身)、19年石川(東邦)、20年高橋(中京大中京)はいずれも甲子園で活躍し、地元では人気も知名度もある。戦力となるまで時間はかかりそうだが、中長期を見据えたスター候補生の指名を評価する声は多く、ファンの期待は高まっている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

・今すぐ読みたい→
日本ハム・清宮 「懲罰交代」の裏にある「あのポイント」とは
原巨人「1番問題」以外にも抱える「難問」 評論家陣がBクラス予想するワケとは
新庄監督とっておきファン投票オーダーが日本ハム・オールスターでなく「おまえ誰やねん打線」になった深刻なワケ

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム

人気タグ一覧