「どこでも守れるな!」広島に4-3のサヨナラ勝ち 光った巨人31歳内野手の“ビッグプレー”に指揮官も最敬礼
さらに12回も続いてマウンドに上がる。今季初のイニングまたぎ。緊迫した場面では守備でビッグプレーも飛び出した。
先頭でこの日、3打点をマークしていた末包の詰まった中前の打球を途中出場でセンターを守っていた増田大がダイビングキャッチとピンチの芽をつんだ。このビッグプレーには投げていた大勢も思わず後ろを振り返って拍手。12回表を無失点で切り抜けた。
そして迎えた延長12回裏一死二、三塁とチャンスを拡げ、最後は甲斐拓也の犠飛で勝負を決着させた。
守備でスーパープレーを見せた増田大といえば足も使え、内外野を守れるユーティリティとして知られる。昨年シーズン終盤も内野手として好守を示すなど、リーグ優勝に向かうチームを要所で支えてきた。ネット上でも増田大のこの好守には「どこでも守れるな!」「いてくれて良かった」など評価が高まっている。
お立ち台で甲斐も「チーム全員で勝ち取った勝利」と強調、中継のBS日テレで映し出された試合後の監督インタビューでは阿部監督も「増田がスーパープレーしてくれたから勝ったようなもの」と最敬礼。
チーム全員で粘りの戦いを展開、大事な9連戦の頭を取った巨人が勢いに乗るか。今後の戦いぶりも注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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