原巨人 戸郷、高橋の乱調で「中5日構想」早くも「黄信号」か
原監督はすでに今季に関しても「基本は6枚」とした上で「厳選された人は中5ぐらいで回ってもらいたい。柱の4本は作りたい」と投手陣に関して中5日の継続を目指している。開幕直後は中6日でスタート、その後は4本柱を中5で回しつつ、2枠を「チャレンジ枠」として若手などに与えるつもりだった。
実際、「チャレンジ枠」の若手はめじろ押しだ。この日の試合で先発した堀田や山崎伊、戸田、直江、ドラフト3位の赤星などイキのいい若手投手陣は出てきている。
一方で「これらの選手にいきなり中5で回れというのは無理でしょう。堀田、山崎伊はトミー・ジョン手術からの本格復帰となる年でスタミナ面も心配される。ほかの若手にしても年間通しての先発ローテーションの経験がない選手はまず難しいでしょう」(球界関係者)
肝心の4本柱に入るのはエースの菅野、山口、メルセデスのほかに4人目として戸郷、高橋らが候補に上がっていた。しかし、この日の投球を見る限り、まだまだ修正が必要なようだ。
桑田コーチは2人に関して「ローテを任せられる内容ではないですよね。厳しい判断はしていかないといけない」と現時点で先発ローテーション入りは厳しいと突き放した。厳しい言葉も期待の表れ。これらの言葉を昨年2人で20勝をあげた、左右の柱がどう聞くか。チーム構想にも関わるだけに今後も2人の調整が注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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