習慣化されたひとつひとつの行動全てをつなげる。それを体に循環させ、毎日のコンディションを保つというのだ。しかし、決めたルーティンを出来なかった時に、不調に陥ってしまうことが怖いという人も少なくない。そんな疑問について同氏は、
「それは目的が違うからでしょうね。ルーティンを守るためのルーティンになってしまっている。そうじゃなくて、勝つためのルーティン。ルーティンをする事が目的になる人か、勝つためにする人か」
「『型を持って型にこだわらない』ってよく言ってますけど、普通にルーティンを崩すこともあります。全く同じ毎日は誰にもないわけで、その中でなるべく同じ様なコンディションを維持する。維持するために同じ事をし続ける、それが勝ちパターンになってくる」
と、ルーティンをする目的が正確に定められていないと、意味を持たないと語った。実際に白鵬関は取り組みが行われる場所によっても細かくルーティンを変えるそう。自分の状態を知るために常に模索し続けていたという。
これは、アスリートに限った話ではないと同氏は続け、
「毎日同じ様で同じじゃない。だから目的を持って同じ事をやれば、皆さんも自分の異変に気づく。そうなれば怪我が無くなったり、体を壊しづらくなる。オーバーヒートをなくせる。社会で働いてる方にも多いですよね、ストレスとか」
と、社会で働く人にもこの白鵬流ルーティンの効果は大きいと語った。さらに、自分の体や心と相談してルーティンをやめる勇気の重要性についても白鵬関から学んだ、強さの秘密だと明かしてくれた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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