“速球を打てない”の疑念が一変! 村上宗隆の急騰する価値 米識者は他球団スカウトに皮肉「オオタニも『打撃は高校生レベル』と言われていた」
年間68発ペースで打ちまくっている村上(C)Getty Iamges
開幕前の“疑念”は吹き飛ぶほどの勢いで、村上宗隆(ホワイトソックス)の声価が急騰している。
価値が高まる最大の要因は、自慢の打撃だ。元巨人助っ人投手のマイルズ・マイコラスから第11号を放った現地時間4月24日のナショナルズ戦終了時点で26試合に出場している村上は、打率.256、11本塁打、20打点、出塁率.398、長打率.622、OPS1.022と上々のスタッツを記録。直近7試合にフォーカスすれば、打率.433、6本塁打、11打点、出塁率.544、長打率1.033、OPS1.548の乱れ打ち。まさに驚異的な破壊力を見せつけている。
どうにも勢いが止まらない村上。もっとも、昨年12月にホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億6300万円=当時のレート)で契約した際の評価は決して高くはなかった。というのも、過去2シーズンでの空振り率(36%)の高さなどが懸念され、「MLBで通用しない」とする意見がスカウトたちの間で飛び交ったためだった。
それでも「トップレベルでやれることを証明したいという強い意志があった」(クリス・ゲッツGM談)と獲得に踏み切ったホワイトソックスの狙いは的中。開幕1か月とはいえ、長所であるパワーツールを存分に見せつける村上は、リスクへの不安の声を吹き飛ばしたと言っていい。
ゆえにシビアに評価したスカウトたちの“目利き”を皮肉られもしている。MLB公式ネット局『MLB Network』の番組内で、司会を務めるブライアン・ケニー氏は「他球団は一体何を見ていたんだろう。彼らは何かを見誤ったと言わざるを得ない」と指摘。さらに番組のコメンタリーを務めたジャレッド・カラビス氏は、「ショウヘイ・オオタニがエンゼルス入団時に、『打撃は高校生レベル』と言われていたのを思い出す」と切り出し、こう続けた。







