今季も投高打低への影響顕著なNPB球 今春来日のド軍戦士が漏らした“異質な打感”「捉えても平凡なフライになる」

タグ: , , , 2025/4/11

 実際にNPB球を打ってみたメジャーリーガーからも率直な感想が漏れている。MLB通算195本塁打を誇り、ドジャースでも指折りのパンチ力を兼ねるマックス・マンシーは、米YouTubeチャンネル『Foul Territory』において「ボールが違う動きをしていた」と回想。その上で、こう分析している。

「球場の海抜が低いのと、空気が圧縮されている場所だということがあって、かなり(打球が)高く上がる。ただ、ボールがきちんとしていないから、多くの選手が捉えても平凡なフライになってしまっていた印象だ」

 3年前に日本行きも模索していたマンシー。だが、エキシビションマッチ2戦での打撃成績は打率.143と低調なパフォーマンスに終始していた。

 もともと空気抵抗が少なく、反発係数が低いNPB球は、以前から「打球は確実に飛ばない」(『Foul Territory』での元DeNAの助っ人マイク・フォード談)とされてきた。だが、今春にメジャーリーガーたちが見せた打感を見るに、打者、とりわけMLBなどから活躍の場を求めてやってくる助っ人スラッガーたちの苦闘は否めない。やはり何らかの改善が検討されても良いように思えるが……。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「打球は確実に飛ばない」――DeNA助っ人が“飛ばないボール問題”に異論 セ首位打者も語った打感の変化「去年から打ちにくい」

【関連記事】「どこまでも5つ星のサービスだったわ」東京シリーズで来日したカブス選手妻が絶賛した"日本のサービス"

【関連記事】史上最高と評された大打者プホルスが証言 “打者・大谷”の凄みはどこにあるのか「あの打ち方を続けられる選手はいない」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム