”大混戦”パ・リーグCS争いの行方は?カギを握るのはオリックスか

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すでに優勝を決めているオリックスが、他チームのCS進出争いにも大きな影響を及ぼしそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 10月2日と3日に行われたソフトバンク対楽天の2連戦では、ソフトバンクが2連勝して単独2位に浮上した。それでも、3位ロッテは1.5ゲーム差、4位楽天は2ゲーム差と競っており、どのチームがCS進出を決めるのかはまだまだ先が見えない。

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 この3チームの残り試合数を見てみると、ソフトバンクは楽天戦とオリックス戦の計2試合。ロッテはオリックス戦3つ、楽天戦の計4試合。楽天は日本ハム戦、ソフトバンク戦、ロッテ戦の計3試合。ロッテが一番試合数を残しているため若干優勢に見えるが、ロッテは今シーズンオリックスには6勝14敗2分けと大きく負け越している。オリックスに対して3戦3敗となれば、最終戦となる楽天戦に勝利しても3位までに残れるのかはわからない。

 オリックスは優勝を決めているため、大卒2年目の捕手・福永奨にスタメンマスクを被らせたり、社会人卒2年目の投手・横山楓を中継ぎで登板させたりなど、若手選手を起用するケースが少なくない。

 ただ、CSのファイナルステージまでは期間が空くため、試合勘を鈍らせたくないのか、基本的には森友哉や杉本裕太郎といった主力をスタメン出場させている。“優勝を決めた気を抜いているチーム”というわけではなく、ロッテとしても厳しい3試合になることは必至だろう。

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