B1リーグ・三河、CS進出マジックを3に減らすも悔しい敗戦

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 4月30日(土)、5月1日(日)に行われたBリーグ1部35節。シーホース三河は、富山グラウジーズと対戦した。

GAME1、三河は、前半10点のビハインドを背負うも立て直し、後半は終始主導権を握る。ローレンス Ⅱが20得点6リバウンド10アシスト、ガードナーが11得点10リバウンドとダブルダブルを達成。西田19得点、ユトフ11得点、細谷10得点と5人が二桁得点をマークし、84–70で快勝した。

GAME2、1Qは三河がリードで終えるも、2Q以降は富山の勢いを止められず苦しい展開に。終盤に怒涛の追い上げを見せて、残り11秒に角野の3Pシュートで1点差まで迫るも、一歩及ばず。CS進出に向けて、痛い一敗を喫した。

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―試合結果―
2022年4月30日(土)
富山 ● 81 – 78 〇 三河
(三河通算成績 29勝20敗)

1Q 富山 20–21 三河


西田 7得点で互角の打ち合いに

スターティング5は、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

富山#24ラモスが3Pシュート、ドライブを決めれば、#19西田が3Pシュート、#9ローレンス Ⅱがアタックを決め返すスタート。

富山に高確率に決められて追いかける展開となるが、#54ガードナーのカットイン、#19西田のアタックで追随し、#9ローレンス Ⅱのスティールから#4細谷が走って1点差に詰め寄る。

残り4分半に富山のファストブレイクを#32シェーファーと#19西田がハリーバックして得点させず、逆速攻に転じて15-14と逆転。残り3分にも#4細谷のスティールから#9ローレンス Ⅱが加点してリードを5点に広げるが、富山#33晴山の3Pシュート、#34スミスの連続得点で追い上げられ、21-20の1点リードで最初の10分を終える。

2Q 富山 42–40 三河(富山 22–19 三河)

一時は二桁ビハインドも、細谷、ローレンス Ⅱが流れを作る

スタートは、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。

最初の富山の攻撃を#14ユトフのブロックショットで封じる幸先の良い立ち上がりも、シュートがリングに嫌われ、富山に連続で3Pシュートを決められて5点のビハインドを負う。

開始3分に#7長野の合わせで初得点を挙げるが、その後も得点が決まらない重い時間が続く。それでもディフェンスで粘って5点差をキープし、#54ガードナーのポストプレーに合わせて#14ユトフがペイント内に飛び込んでダンクを叩き込み、3点差に追い上げる。

オフィシャルタイムアウト明け、富山に連続得点を与えて点差を二桁に広げられるが、#9ローレンス Ⅱのドライブに#32シェーファーが合わせて反撃の口火を切ると、#4細谷が3Pシュートを射抜き、再び#9ローレンス Ⅱとのコンビプレーで#32シェーファーがダンク。#4細谷のバスケットカウント、#9ローレンス Ⅱの3Pシュートで同点に追いつく。残り21秒に#9ローレンス Ⅱのドライブで逆転するが、終了間際に富山#16松井に3Pシュートを決められ、2点ビハインドで試合を折り返す。

3Q 富山 53–66 三河(富山 11–26 三河)

速い展開に持ち込み、一気にリードを二桁に拡大

スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

#54ガードナーの先制点で42-42と並ぶ。#19西田のロングパスから#9ローレンス Ⅱが豪快なダンクをお見舞いして逆転。#19西田のカットイン、#32シェーファーの3Pシュートで49-42と突き放す。

タイムアウトを取った富山は#33晴山の3Pシュートで喰らいつくが、#9ローレンス Ⅱのバスケットカウント、フリースローで得点を重ねる。ベンチ裏を青く染めたファン・ブースターの力強い三河リズムに背中を押されるようにオフェンスを加速させ、#19西田のロングパスから#9ローレンス Ⅱがアリウープ、#54ガードナーのボーナススローを挟んで、今度は#9ローレンス Ⅱのタッチダウンパスから#19西田がレイアップと一気に畳み掛ける。残り1分から#32シェーファーの合わせ、#19西田の3Pシュートで13点のリードを築く。





4Q 富山 70–84 三河(富山 17–18 三河)

最後まで主導権を握り、CS進出マジックを3に減らす

スタートは、#3柏木、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#32シェーファー。

富山に#10上澤の3Pシュートなどで8-0のランを作られ、開始2分に5点差まで盛り返されるが、#7長野がドライブをねじ込み、#3柏木のボール奪取から#19西田がファストブレイクに持ち込んで勢いを取り戻す。

開始3分、#54ガードナーのファストブレイクで再び二桁リードを奪うと、#54ガードナーがポストアップからの鋭いパスでゾーンディフェンスを切り裂き、立て続けに#14ユトフの得点をアシストして78-61とリードを17点に。富山は#24ラモスを中心に活路を見いだそうとするが、最後まで集中したディフェンスを継続。#14ユトフ、#19西田の3Pシュートでリードを保ち、しっかりと試合を締めくくった。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

富山さんはインサイドが非常に強烈なので、今日はインサイドを抑えることを考えて戦いました。ただ、3Pシュートを決められてしまって苦しんだんですが、最後はそこをいい形で抑えることができて、勝ちきることができました。

明日は今日のような展開にならないと思うので、しっかりビデオを見て、良いところ・悪いところを明確にして、富山さんに挑みたいと思います。

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