規格外の10年1014億円！ 前代未聞の超大型契約を生んだ大谷翔平のドジャースへの“配慮”「とんでもない法外な金額だ」
ドジャース移籍が決定した大谷翔平。(C)Getty Images
世界的な注目を集めた移籍がついに決定した。
現地時間12月9日、今オフにエンゼルスからフリーエージェント（FA）となっていた大谷翔平が自身のインスタグラムにおいてドジャース移籍を正式に発表した。世界中の野球ファンを惑わせた去就は、常勝軍団との契約で終止符が打たれた。
【関連記事】大谷翔平がドジャース移籍を正式発表！ 人を惑わせ、熱狂させた“大谷狂騒曲”についに終止符「野球界のために邁進し続けたい」
何よりも驚くべきは、その契約金だ。周囲では6億ドル（約873億4000万円）と予想されていた大谷だが、結果的には10年7億ドル（約1014億円）にまで跳ね上がった。まさに異次元。世界中のあらゆるスポーツ界でも前代未聞と言える規模である。
この契約の詳報を伝えた米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、年俸の大半が後払いになると指摘。「（支払いを）延期させることも可能になったことで、ぜいたく税を削減することができる。よって、ドジャースは彼の回りを固めやすくなる」と説明した。
契約内容に柔軟性を持たせ、ぜいたく税を削減させることで、球団予算に余裕を生ませ、補強資金をも生む。今回の契約は「勝利」を望んできた大谷側の配慮が多分に含まれていると言えそうだ。
1 2
