世界中が追走した“オオタニ狂騒曲”の舞台裏 ドジャースGMが明かした内情とは？「我々も何も知らなかった」
ドジャース移籍で世界中の注目を集めた大谷。その動向は合意前から多くの熱視線を集めていた。(C)Getty Images
大谷翔平が今オフに締結した世界を驚かせた規格外すぎる契約は、ドジャース関係者たちも不安を抱くなかでの決着だった。
現地時間1月17日、米ポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」に出演したドジャースのブランドン・ゴメスGMは、昨年12月9日に大谷と10年総額7億ドル（約1015億円）の超巨額契約を合意させた際の舞台裏を明かしている。
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世界が二刀流スターを追い続け、SNSやネット上にはありとあらゆる情報が出回った。MLB公式ネットワーク局『MLB Network』のジョン・モロシ記者が自身のX（旧ツイッター）で「今日にもオオタニが決断する」とブルージェイズ移籍の可能性を大々的に伝えれば、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は「彼はまだカリフォルニアにいる」とXに投稿。一部のファンの中には、ロサンゼルスからトロントへ向かう飛行機をマークする者もいたほどだった。
世界中を巻き込んだ「オオタニ狂騒曲」は、最終的に本人が自身のインスタグラムで「決断に時間がかかってしまい申し訳ありません。私は次のチームをドジャースに決めました」と発表したことで収拾した。
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