注目集まる大谷夫妻 出版業界からも熱視線 今春の出版ラッシュに”今度は奥様も”
大谷夫妻への注目度が高まっている(C)Getty Images
いよいよドジャース・大谷翔平の2024シーズンが始まる。
20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦。WBCでともに戦ったダルビッシュ有との対決も注目を集める。
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何よりこのオフは大谷にとっても激動の時間を過ごした。メジャー挑戦時から長く過ごしたエンゼルスから離れ、ドジャースと10年1000億円超えと超巨額契約も話題を集めた。すべては「勝ちたい」とするアスリートの本能から常勝軍団入りを望んだ。
プライベートでも転機があった。スプリングキャンプ中に結婚を発表、その後、開幕を前に韓国への移動時に夫人を伴って現れるなど、今度はファミリーとして再出発を切ったのだ。
大事な家族を得て、さらにパワーアップすることが予想される2024シーズン。昨年44本塁打をマーク、日本人選手初の本塁打王に輝いた打撃がさらなる進化を見せるのか。オフには走塁にも力を入れたことで「40・40」どころか「50・50」（50本塁打・50盗塁）の期待もかかる。ベッツ、フリーマンとのMVPトリオによる爆発力あふれる打線など、まさに見どころだらけといえそうだ。
そんな新たな門出を祝うべく、今春、「大谷本」の出版も相次いでいる。開幕戦にあわせて大谷自身も特別協力し、これまでの人生を振り返る初の絵本「野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり」（世界文化社刊）は20日から発売がスタート。エンゼルス在籍時の昨年に同社から敢行された保育絵本を元にして大谷が「君ならなんだってできる！」とメッセージを込め、子供たちに夢を持つ素晴らしさを伝えている。オフには日本全国の小学校にグラブを寄贈したことも注目を集めたが、今回の絵本出版は野球伝道師としての使命も感じさせる。
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