中野友加里と無良崇人が衝撃を受けた「概念を覆したプログラム」とは?

タグ: , , 2021/3/25

 フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。

先月26日公開の動画より、SP対談としてゲストに男子シングル元日本代表の無良崇人さんが出演。

その第7弾となった19日公開の動画では、無良さんが現役時代憧れていた選手、さらには現役時代に起こったハプニングについて語られた。

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【SP対談】中野友加里×無良崇人が振り返るそれぞれの全日本選手権「全部自分が思った通りにやることができた」 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yukarinakano-takahitomura/

「衝撃を受けたプログラムでした」


2018年に現役引退をした無良さん。トリプルアクセルを中心とした高いジャンプに定評があり、そのジャンプに憧れを持つ選手も数多くいると思うが、そんな無良さん自身が現役時代憧れていた選手を問われると、あの選手の名前が挙げられた。

「僕が表現のことを考え出すきっかけとなったのは、絶対大ちゃん(髙橋大輔)なんですよ。ジュニアの頃から大ちゃんがシニアで試合をしてきているのを見ていたし、白鳥の湖も衝撃でしたよね。今はボーカル曲がOKなルールになっているので広げ方がいくらでもありますけど、ボーカル曲が使えない中であれは斬新だったなと思います。」

と、現在はアイスダンスに転向した髙橋大輔選手の表現力に憧れていたという無良さん。その髙橋選手について中野さんも、

「白鳥の湖は衝撃でしたね。フィギュアスケートってクラシックを使うことが多いので、本当概念を覆したプログラムだったなと思うくらい衝撃的で鳥肌がたちました。」

と、それまでのフィギュアスケート界の概念を覆した髙橋選手のプログラムを絶賛。





2014-15シーズンより、解禁されたボーカル曲の使用について、当時現役中だった無良さんはこう振り返る。

「ボーカル曲がNGだった頃は、例えば1時間半くらい曲がある中でボーカル部分を除いて使える部分って、本当5分の1くらいまで短くなっちゃうんです。映画音楽だとボーカルが入っていることが多いのでどうしても使える部分が似通ってきてしまう。僕はオペラ座の怪人をボーカルOKになってから使用しましたが、そうでなければみんな同じような編曲になってしまうので、そういった意味でいろんな個性が出しやすくなったというのはありますね。」

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