井上監督辞任の中日はどこへ向かうのか 6年連続Bクラスのチームが問われる次の一手
井上監督は成績不振の責任を取って辞任を決断した(C)産経新聞社
2026年9月29日。中日ドラゴンズをウォッチしている人にとって、長い1日になったのは間違いない。
日中に福敬登や尾田剛樹ら6選手が戦力外通告を受け、夕方に差し掛かったタイミングで井上一樹監督が辞任を表明──失うものが多い1日となった。
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井上監督の辞任は予兆もなく、練習後の会見で突然の表明となった。本人いわく、選手に伝える前に、報道陣へ伝える形となったという。
一部報道では3年契約と言われていた中、2年目のシーズン終了とともにユニホームを脱ぐことになる。無念さもあるだろうが、1年目の借金15を上回る21個の負け越し、残り2試合時点でセ・リーグ最下位に沈み、6年連続でのBクラスが決まった状況においては、誰かが責任を取らざるを得ない。報道によれば、井上監督は「自分が責任を取って辞めるのが一番ベストなのかなと至った」と決断を振り返っている。
球団創設90周年のメモリアルイヤー。本拠地・バンテリンドームナゴヤに「ホームランウイング」が設置されるなど、飛躍が望まれるシーズンだった。その期待が一気に萎んだのが、敵地・広島での開幕3連戦。全て1点差負け、とりわけ開幕戦は4点リードの9回に追いつかれてのサヨナラ負け。最後まであの半年前の黒星がついて回り、ショックを払拭しきれなかった印象だ。
実際、逆転負けは球団ワースト記録の40回。1点差ゲームも18勝26敗と大きく負け越し。松山晋也の出遅れや勝ちパターンを構築しきれないなど、リリーフ陣の責任は大きい。ただ、それを跳ね返せない打線や細かい守備の乱れがあったのは事実。首脳陣の采配やマネジメントも疑問を呈される場面が散見され、チーム全体の未熟さが目についた。













