井上監督辞任の中日はどこへ向かうのか 6年連続Bクラスのチームが問われる次の一手
後任については「これから本格的な人選を行う」と加藤宏幸球団社長がコメントしており、方向性はまだ見えない。14年間CSから遠ざかっている現状と、朝田憲祐球団本部長や荒木雅博球団本部長補佐が押し進めているとされるファーム改革。この辺りはポイントになってくるのではないか。
一つ言えるのは、監督が代わるからといってチームが劇的に変わるとは限らないということ。昭和末期以降の中日は「全権監督」が覇権を握り、繁栄してきた。ただ、近年はフロント業務の細分化やスカウティングの難しさ、選手の気質の変化などもあり、「全権監督」ではうまく回らなくなってきた。前任者の例をとってもそうだ。
井上監督は「現場の選手、首脳陣、フロントの三位一体がまとまればこそ」と語っていたが、現代野球はまさにそこが肝である。フロントの中長期的視野にハマり、かつ現場の戦力を活かし切り頂点を狙える指揮官を探し当てられるだろうか。
[文:尾張はじめ]
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