両リーグで際立った“ガラスのエース”の復活 「負けない男」として真価発揮の阪神・高橋遥人はリーグ2冠が当確に
阪神の“負けないエース”として君臨した高橋(C)産経新聞社
プロ野球のペナントレースも最終盤にさしかかり、次々とタイトルホルダーの「当確」が現れ始めた。
阪神の高橋遥人は9月30日のヤクルト戦に先発し、8回(107球)を投げ、被安打4、無失点で、今季16勝目を挙げた。現在リーグ2位タイの12勝を挙げている山野太一(ヤクルト)は、チームが残り4試合で、仮に全勝しても並びまで。同じく12勝の東克樹(DeNA)はチームが残り2試合で全勝しても届かない。これにより高橋がプロ9年目で初タイトルとなる「最多勝」を確定させた。
プロ入りから左肩手術などケガに泣かされてきた左腕だが、完全復活を印象づけるシーズンとなった。今季は開幕ローテーションに初めて入り、開幕2戦目の3月28日の巨人戦で完封勝利を挙げると、疲れ知らずで支配的な投球を披露。4月中に3度の完封を飾り、5月6日の中日戦でも3試合連続の完封勝利。無傷の開幕10連勝を飾るなど、「負けない男」として首位を走る阪神先発ローテーションを先頭に立ち引っ張った。
また、勝率.842も現在トップに立っている。勝率第1位のタイトル獲得にはシーズン13勝以上が条件となるが、こちらもすでにクリアして「当確」となっている。
パ・リーグでも同日にタイトル獲得を決定的とする投手が現れた。
荘司康誠(楽天)がロッテ戦に先発し、8回を123球の熱投で、被安打4、無失点で9勝目。8つの三振を奪い、リーグトップの奪三振数を171に伸ばした。159三振で2位につける伊藤大海(日本ハム)は、今季レギュラーシーズンではもう登板しない見込み。3位(148奪三振)の隅田知一郎(西武)とは23差で、初のタイトル獲得は間違いない。













