運動しても痩せない理由とは?頑張っているのに体重が減らないときに知っておきたいこと

タグ: , 2026/5/28

理由4 体重は減らなくても、体の中では良い変化が起きていることがあります

運動を続けると、脂肪が減って筋肉が保たれたり、内臓脂肪が減ったりして、体重計の数字ほど悪くない変化が起きることがあります。運動で体脂肪や腹囲が改善しても、体重の変化は目立ちにくいことがあります。

ではどうすればよい?

この場合は、体重だけで評価しないことが大切です。
腹囲、体脂肪率、服のサイズ感、血糖、血圧、脂質、脂肪肝など、見るべき指標は体重以外にもあります。
池尻大橋せらクリニックでは、体組成測定を行い、筋肉量・体脂肪率・内臓脂肪などを確認しながら進めていきます。月1回の診察で評価し、必要に応じて調整する体制をとっています。

理由5 そもそも「運動だけでは解決しにくい原因」が隠れていることもあります

運動しているのに結果が出にくい場合、生活習慣だけではなく、病気が背景にあることもあります。
たとえば甲状腺機能低下症や、副腎・下垂体の病気などホルモンの異常を来す病気では、体重が増えやすくなったり、痩せにくくなったりします。こうした二次性肥満では、頑張り方の問題ではなく、まず原因を見つけて治療することが大切です

ではどうすればよい?

この場合は、自己流で頑張り続けるより、医師の評価を受けることが大切です。
池尻大橋せらクリニックでは、内分泌専門の医師が在籍しており、こうした二次性肥満の検査・治療も行うことができます。また運動を始める前に運動リスク評価を行い、必要があれば負荷心電図検査で安全性を確認したうえで、体組成測定や目標設定を行います。理学療法士による個別運動指導に加え、必要に応じて医師が検査や薬の調整も行うため、「何が原因で痩せにくいのか」を整理しながら進めやすいのが特徴です。

まとめ

運動しても痩せない理由は、「努力が足りない」からとは限りません。
運動で消費するカロリーが思ったほど大きくないこと、運動以外の活動量が下がること、食欲や食事量が増えること、体重以外の良い変化が先に起きること、そして二次性肥満など別の原因が隠れていることがあります。

だからこそ、体重だけを見て落ち込むのではなく、理由に合わせてやり方を調整することが大切です。運動しているのに結果が出にくい方は、一度全体を見直してみると、改善の糸口が見つかることがあります。

[文:池尻大橋せらクリニック院長 世良 泰]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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池尻大橋せらクリニック院長・世良 泰(せら やすし)

慶應義塾大学医学部卒。初期研修後、市中病院にて内科、整形外科の診療や地域の運動療法指導などを行う。スポーツ医学の臨床、教育、研究を行いながら、プロスポーツや高校大学、社会人スポーツチームのチームドクターおよび競技団体の医事委員として活動。運動やスポーツ医学を通じて、老若男女多くの人々が健康で豊かな生活が送れるように、診療だけでなくスポーツ医学に関するコンサルティングや施設の医療体制整備など幅広く活動している。

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