自覚症状が無くても尿は気づいてる。健康診断で早期発見・早期治療
腎不全とは?
腎不全は全ての腎臓病の末期に起こります。急速に腎臓の機能が失われる「急性腎不全」と慢性腎炎や糖尿病性腎症などにより、徐々に腎臓機能が失われる「慢性腎不全」に分けられます。
急性腎不全は、尿量が著しく減少し、むくみ、倦怠感、食欲不振になり、進行すると頭痛、吐き気、高血圧、動機、息切れ、意識障害などがみられます。
慢性腎不全は、初期は自覚症状に乏しく、進行すると倦怠感、吐き気、頭痛、貧血などが現れ、重症になると尿毒症を起こし、透析治療が必要となります。
・透析治療
透析治療は透析医療機関にて1週間に数回、数時間、座位にて血液を透析器に通し、体にたまった老廃物を除去する治療が行われます。透析治療は腎臓病の最終的治療とされていましたが、最近では、腎移植が最終的治療として行われています。
NASけんこうなび No.41より
【監修】
浅井利夫(東京女子医科大学 名誉教授)
【制作】
添田由美(チューズプランニング)
後藤真二(NAS スポーツ健康医科学研究室)
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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