休暇太り解消にも最適?スクワットの正しいやり方を学ぼう
スクワットの方法
では実際にどういうスクワットをすれば良いのか。
ここでは、動きが大きい方が良いです。
例えば、パーシャルで高重量をやるのではなく、軽めでも良いのでフルスクワットをおすすめします。
膝に問題ない方はできるだけ深くしゃがんで大きい動きをした方が、筋肉の収縮・伸展も多くなり、発達がしやすいですし、消費カロリーも多くなります。
そして、高重量を扱わないので、安全でもあります。
また、ノンロック(関節を伸ばし切らない方法)でやることをおすすめします。
スクワットの問題点の一つとして、立ち上がらない時に負荷がかからないというものがあります。
大抵は7割くらいで立ち上がって、残りの3割はほとんど負荷がかかっていないため、無駄が多いです。
その無駄をなくすためには、7割まで立ち上がり膝を伸ばしきらない。
そのようなノンロックスクワットをやることで常に緊張を保つことができます。
そしてできればゆっくりやるようにしてください。
ゆっくり動かすことによって、筋肉の緊張時間が増えます。
それによって乳酸も増えてきます。
そしてこの増えてきた乳酸がトリガーとなって成長ホルモンを出してくれます。
成長ホルモンは、ホルモン感受性リパーゼ、ノルアドレナリンなどは、脂肪を燃やすのに役立ってくれます。
スクワットは脂肪分解にも非常に効果的ということもあり、ダイエットにはとてもオススメの種目です。
是非ダイエット中の方は試してみてくださいね。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数60万人を超える。