冷やして得する!栄養価アップが期待できる食材5つ

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冷凍すると旨み・栄養価がアップする食材

きのこ
なめこ・しめじ・えのきだけなどのきのこは冷凍後調理することで、香り・旨み・歯ごたえが良くなるという研究結果があります(※4)。石づきを取ってほぐしたきのこを小分けにし、平らにして凍らせましょう。冷凍したものは、手でバラバラにすることができるので、使いたい分だけ取り出すことができます。

しじみ
冷凍することで、しじみに含まれるオルニチンが増加するという研究結果があります(※5)。オルニチンは、運動によるカラダの疲れを和らげる働きがあると言われています。しじみには、砂が含まれるので下処理をしてから冷凍するようにしましょう。

食材を温めてから冷やす、冷凍することは、長期保存につながるだけでなく、栄養価や旨みもアップさせてくれる料理のアイディアです。焼き芋を冷やしてデザートにしたり、雑穀おにぎりをお弁当にしたり、ちょっとした工夫で普段の生活にとり入れていきたいですね。





【参考・参照】
(※1)亀井 文, 高橋 遥,“さつまいもの加熱調理直後、冷蔵保存及び再加熱によるレジスタントスターチ量の変化”,宮城教育大学紀要,53,2019,p.211-216
(※2) 片平 理子他, カラフルポテトの調理によるレジスタントスターチ含量の変化, 平成22年度日本調理科学会大会 セッションID: 2P-3〈https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/22/0/22_0_160/_article/-char/ja/〉(最終閲覧日:2023/1/27)
(※3) 亀井 文, 佐藤 岳志,“炊飯時の加水量および米飯の保存温度と時間の違いによるレジスタントスターチ量の変化について”,宮城教育大学紀要,50,2016,p.165-170
(※4)甲山恵美,青柳康夫,“キノコは冷凍に適しているか”,日本食生活学会誌,第26巻 第1号,2015,p.11-19
(※5)内沢秀光, “シジミの冷凍処理によるエキス成分の変化
─高付加価値化に向けた公設試の試み─” 日本食品科学工学会誌 第 66 巻 第 12 号 2019, p. 443-450
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報
オルニチン〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail1265.html#1〉(最終閲覧日:2023/1/27)
海老原 清, “レジスタントスターチの栄養・生理機能”, 日本調理科学会誌 2014 年 47 巻 1 号 p. 49-52

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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2023年2月28日]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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