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米代表FWの出停処分取り消しが波紋 トランプ大統領の“介入”を疑われるFIFAに他国監督は懸念「大きな間違い。アメリカは常に疑われるようになった」【W杯】

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ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で退場処分が下っていたバログン(C)Getty Images

 異例の決定に世界が騒然となっている。現地時間7月5日、国際サッカー連盟(FIFA)は、アメリカ代表FWフォラリン・バログンが決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で受けていたレッドカードによる出場停止処分を「1年間猶予する」と発表した。

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 一発退場の処分が覆るのは、異例中の異例だ。しかも、その背景にホスト国の大統領が絡んでいたとあっては、FIFAへの信頼を疑わざるを得ない。

 そもそも、バログンはボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、相手選手の足を踏みつけたとしてVAR判定の末に一発退場。試合後にはFIFAが「いかなるチームもレッドカードや出場停止処分に対して異議申し立てを行うことはできない」と毅然と公にしていた。

 しかし、米メディア『The Athletic』は、その試合後にドナルド・トランプ大統領が、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と電話会談を緊急で実施。出場停止処分の見直すよう圧力をかけ、ついにはジャッジが覆った。

 今大会で3得点を叩き出しているエースが欠場を免れたとあって、アメリカ代表に取っては朗報だ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、現地時間7月5日の会見で「政治の干渉ではないのか」と問われ、「いや、それは論外だよ。論外」とキッパリ。処分取り消しの正当性を主張した。

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