韓国代表では、金メダルを獲得したバスケットボール男子も移動を巡る重大なトラブルに巻き込まれ、話題を呼んだ(C)Getty Images
前代未聞のアクシデントが続き、各国関係者たちのフラストレーションも溜まっている。今月19日に開会式が行われ、堂々の幕開けとなった愛知・名古屋アジア大会の運営に関する問題だ。
【動画】突然の北朝鮮国歌に困惑 韓国ホッケー選手に起きたアクシデントの瞬間
競技開始前から混乱が相次いだ。32年ぶりの日本開催となった今大会は、大きな関心も寄せられたが、各方面より日本の“ホスピタリティ面”に対する厳しい声が飛んでいる。選手や関係者の受け入れ、宿泊、食事、移動などの面で多くの課題を露呈し、実際に大会に参加している選手たちからも悲鳴が漏れている。
そうした問題の勃発を受け、苛立ちを隠そうとしないのが、韓国の選手団だ。
今大会の韓国は騒動が目立っている。18日に行われたフィールドホッケー男子のバングラディシュ代表戦前の国歌斉唱時に北朝鮮国歌が流れるアクシデントが発生。さらに20日に行われたバスケットボール男子の決勝戦において日本との対戦を予定していたチームは、午前練習を前に移動用のバスを手配。しかし、予定時刻に到着しなかったため、練習の中止を余儀なくされていた。
こうした騒動を受け、“御大”も黙っていない。大韓体育会のユ・スンミン会長は、韓国メディア『テレビ朝鮮』などに対して「今大会の運営全般について評価を下すなら『F』をつけなければいけない」と断言。一連の問題が「選手たちの競技力やルーティーンワークに影響を及ぼしている。あってはならない」と嘆いた。
「正直言って、かなり腹が立っている。オリンピックであろうと、アジア大会であろうと、国際大会の序盤には問題が生じるものではある。しかし、こうした懸念が引き続き発生しているのは、事態の深刻さを示している。当然、落第点をつけなければいけない」