中野信治が作った“道”を辿るか 角田裕毅に転身説が急浮上! 関係者が説く日本人ドライバーの現況「F1に残れない場合はインディに進むしかない」
F1で“控え”に回っている角田。チャンスが恵まれない中で新チームとの契約を模索しているが……(C)Getty Images
新たなキャリアを踏み出すか。今季のF1にアイザック・ハジャー(レッドブル)の離脱に伴う代役参戦で3戦に出場した角田裕毅が10月26日に米アラバマ州のバーバー・モータースポーツパークで開催されるインディカーのテストに参加する可能性があると、複数の米メディアで報じられた。
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今回のテストでは、ホンダエンジンを操るメイヤー・シャンク・レーシングのプログラムも担う模様で、2028年からはホンダがチームチャーター(参戦権)を得て同チームがメンテナンスするマシンを走らせる予定となっている。そのため、角田もこれを機に主戦場をF1からインディカーに移す可能性があるという。
ホンダとゆかりのあるF1ドライバーがインディカーにスイッチするケースとして佐藤琢磨が代表的だが、その原型となったのは中野信治といわれる。
中野はゴーカート時代から無限のワークスドライバーとして活躍。1997年にF1に参戦した際も無限ホンダエンジンを駆るプロストに所属。98年はミナルディに移籍し、99年はジョーダン・無限ホンダのテストドライバーに就任。当時の無限はF1のワークス活動を休止していたホンダからの支援も受け、業界ではホンダの第2期プロジェクト(1983~92年)と第3期(2000~08年)の間で「2.5期」と呼ばれていた時期だった。米CART(現インディカー)に転向したのは2000年でホンダ系のチームに所属。日本人ドライバーの「F1~インディカー」の道筋を本格的につくった。
日本人でF1とインディカーの両カテゴリーを経験したドライバーは計5人。服部尚貴、野田英樹、中野信治、高木虎之介、佐藤琢磨で、そのうち高木はホンダ系の中嶋悟氏が代表を務めるナカジマレーシングで全日本F3000、フォーミュラ・ニッポンに参戦したが、CARTに鞍替えした際にはトヨタ陣営に加わった。













