「広場恐怖症」公表した永野投手、「飛行機恐怖症」を告白したオランダ、キューバの英雄は?
ガンバレ、永野!
最近のプロ野球では、DeNAに在籍したキューバ出身のユリエスキ・グリエルが病院で検査を受け「飛行機恐怖症」の診断を受けた。来日便や、国内移動の飛行機にも乗っていたのだが、シーズン中の沖縄開催の公式戦への移動を拒否。ちょうど台風が上陸するタイミングで、拒絶反応が出たという。診断を元に遠征には帯同せず、横浜に残り調整した。
永野は社会人時代に広場恐怖症と診断されていたという。プロ野球は移動がつきもの。ましてパ・リーグは、セ・リーグよりも移動距離が長い。それでも球団は症状を理解した上で高い素質を見込み、2017年ドラフト6位で指名した。
現時点では、日本ハムの北海道、ソフトバンクの福岡への移動は、前日の状況などを加味して検討する必要がある。もっとも本拠・ZOZOマリンや、日本ハムや楽天などの東京ドーム開催、西武プリンスドームでの試合には問題ない。楽天の仙台、オリックスの大阪へも、車やこだまを駆使して遠征可能だろう。
今後は薬に頼らず、カウンセリングなどで根気よく治療を続けていくという。同じような症状に悩まされている人々もいる。何より勇気を持ち病状を告白した永野が、1日でも早く病を克服し、元気にプレーし続けることを願わずにはいられない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]