薄氷の8強進出も米代表に吹く逆風 長打率.000の大不振で、“大会軽視発言”の主砲に非難は止まず「他国は真剣に臨んでいる」「見苦しい」【WBC】

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不振に喘ぎ、批判の的となっているハーパー(C)Getty Images

 勝ち上がれば、決勝を含めて残りは3戦。国内で猛烈な批判に晒されている“最強軍団”は、その真価を問われることになりそうだ。

 目下開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、1次ラウンドの全日程が終了。激闘を勝ち抜いた8チームが出揃った。

【動画】最後はジャッジが空振り三振…米国がイタリアに敗れた瞬間を見る

 4戦無敗で首位通過を果たした日本が入ったC組をはじめ、ほぼ全組で順当な勝ち上がりとなった感もある中で、“望外”の結果となったのが、B組2位となった米国代表の苦闘だろう。アーロン・ジャッジやポール・スキーンズなど攻守に超一流選手を揃えたドリームチームは、開幕3連勝で順当に白星を重ねたが、最終4戦目のイタリア戦でまさかの敗戦(6-8)。最終的にイタリアがメキシコを破ったことで準々決勝進出こそ果たせたが、まさに薄氷を踏むような形での突破となった。

 開幕前から「絶対優勝」と予想され、“打倒・日本”の筆頭候補とされてきた。しかし、思わぬ躓きを余儀なくされた米国は、国内メディアは疑念が向けられている。

 さまざまな形で厳しい批判を受けている同代表にあって、猛烈な逆風に晒されているスターの一人が、左の大砲であるブライス・ハーパーだ。開幕4試合に出場して打率.200、長打率.000、OPS.494と明らかに精彩を欠き、打線の足かせとなっている感が否めない。

 また、その言動も批判の的となっている。現地時間3月6日のブラジル戦を前にした記者会見の場で、「俺はずっとロサンゼルス五輪の(メジャー選手出場)実施を求めてきた」と語り、「もちろんWBCは素晴らしい大会だ。だけど、五輪はまた別物なんだ。五輪はどんな競技であれ世界中の人が見る。たとえどんなマイナー競技だったとしてもね」と強調した。

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