指揮官の失言だけじゃなかった“問題行動” 母国記者が伝えた米代表の傲慢さを物語るメキシコ戦後の舞台裏「ビールを飲んで浮かれていた」【WBC】
メキシコとの激闘を制していた米代表。しかし、その後の態度が波紋を広げている(C)Getty Images
指揮官の“うっかり発言”による余波は広まり続けている。
物議を醸しているのは、目下開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表を率いるマーク・デローサ監督の発言だ。現地時間3月10日に行われたイタリア代表戦前に出演したMLB公式ネット局『MLB Network』の番組内で「面白いことに、準々決勝進出が決まっていても、この試合に勝ちたいんだ」と語った指揮官は、最終戦を前にベスト8進出が決まったと事実を誤認していたのだ。
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そのイタリア戦にも敗れた米国だったが、最終的に翌11日に行われたメキシコ代表戦でイタリアが9-1と快勝し、他力本願で準々決勝ラウンド進出が決定。デローサ監督も「失言だった」と誤認を謝罪したが、どこか緊張感に欠ける言動は炎上騒動に発展。今もなお、批判の的となっている。
問題視されているのは、チーム内に漂う楽観的なムードだ。米版『Yahoo! Sports』の敏腕であるジェイク・ミンツ記者は、「あの発言は間違いだったし、ある意味でチームに不利益をもたらしたと思う」と状況確認を怠ったデローサ監督の責任を追及。その上で、現地時間3月9日に行われたメキシコ戦(5-3)後にナインがクラブハウス内で“祝勝会”と称し、「ビールを飲んでいた。だから浮かれていた」と緊張感に欠ける空気を疑問視した。
「別に飲酒そのものは自体は問題じゃない。そこは自由だし、彼らがビールを飲んだからイタリアに負けたってわけでもない。でも、間違っているのに『もう俺たちは次に進んだ』っていう勝ち誇る態度そのものが、気の緩んだ優越感の表れなんだ。つまり彼らは『俺たちは勝つから』と油断しているんだ。それは優勝候補に付き物と言える傲慢さと過剰な自信だよ」







